悩むこどもに「なんかあった?」と聞いても「別に」。もしかしたら、もやもや悩みを言語化できなくて一人で抱えているのかも。親からのアドバイスは入らなくても、ふと目に入ったこの本が、子供の悩みを言語化して、道を示してくれるかも!!
子供がマンガをパラパラめくるだけで、その悩みへ偉人が声掛けをしてくれる!
見開き1ページに1つの名言が、わかりやすい漫画で描かれているので、子供がちょっと開くだけで内容がわかります!
我が家ではリビングに置いた次の日には なくなってました。 子供たちの誰かが自分の部屋にもっていってじっくり読んでる証拠です。
やなことがあって、もやもやしてる時に
字がいっぱいの本とかよみたくないよ
だよね~
だから、あえて1コマ漫画にしてるところがこの本のスバらしいところ~!
じつは、子供用に購入するつもりの下調べに図書館で立ち読みしたこの本、
40代のワタシに刺さりまして・・・・あいたたた(泣)
子供に勧めるには、親の自分自身がこの内容に納得して、実践している(・・・を試みている)ことが
大切かと!
おかーさん!
あの本、はやく返してよ!!
スミマセン 母も時間が必要なんです
子供との会話の中で「ほら、あの偉人も言ってたじゃん!!ワタシもがんばるからさ!」と、親子共通の認識になったら最高ですよね☆
私の教育方針
親だって人間 君らと同じ、君らの延長線上の生き物である
という考えを子供に理解してもらうのを強力にサポートしてくれます
親自身が「親なんだから正しい」(正しくあらねば) 「親なんだから完全」(失敗を見せてはいけない)と、親絶対主義に縛られてがんじがらめだと、お互い不幸ですから
子供にはその子なりの、親より秀でたところがあって、それは年齢とは関係ないですから、
秀でたところでフォローしてもらいましょう!!
どの生き物も精神的には死ぬまで成長中です!
むしろ
親に効いてるんかい!
悩む子供への偉人からの名言
ひとりぼっちのきみへ
一人の時間があるからこそ、「自分の世界」を深堀できる
ずっと「みんな」と一緒にすごしていると、ヒトと違う経験はできない
ゲームで言うなら、パーティーがみんな同じキャラになっちゃうかんじだな・・・
みんな魔法使いとか(笑)
で、同じ魔法使いだと
「俺はこれができる」「おまえこれ持ってない」とか比較しやすくなっちゃうんだと思うんだな~
みんながゲームにはまってずっとやってるのに対して、自分だけ登山に熱中してると
孤独だけど、「みんな」と土俵が違いすぎて優劣を比較しようがなくなる
だって、違いが明白だから
わたしも、小さいとき、みんなが芸能人の話題で盛り上がってるなか
一人、松谷みよこ昔話全集読んだり
飼育小屋の管理をしてました!
でも、「みんな」と違うから、逆に
一人ひとりから、「みんな」対策の相談を受けてたよ~
違いがありすぎていじめの対象になることもありますよね。
でも、ぶっちぎりで自分の世界のフカボリがあると、レアキャラで生きていきやすい!
そして、それが”人に役に立つ”ことだとさらに楽ですよね
大人になったら、へんな話だけど役に立つ話をすると、引かれるけどウワサ話系の面倒な話には巻き込まれない (が、変人扱いはされる(笑))
みんな と同じじゃなくていいのかな?
大人になればなるほど、深堀すればするほど楽になる!
教室でのひとりぼっちはヒリヒリしても、放課後は、じぶんの世界のふかぼりしよう!
自分の興味のための時間をたっぷりとって、他の人が気にならなくなるくらい忙しくしちゃえ!!
なかまにうまく入れない
みんな知らない人同士でだれもお互いにつながっていないときは気にならないけど
自分以外の人がワイワイ楽しそうにしてて、自分だけその輪に入れないとき ありませんでしたか?7
なかまに入れていない自分を見られたくない・・・
でも、
この世のすべての生き物は
ご機嫌で、長生きしたものが勝ち!デス!!
ミもフタもない・・・
だから、できるだけ自分がご機嫌でいられるように、
じぶんちゃんを一生懸命手入れしてあげましょう!!
なかまに入れてない君を見てる人は、目の前のことに熱中できてないかわいそうなひとです!
具体的なじぶんちゃんのお手入れの仕方にはこの本がおススメ~
お手入れの順番は間違えちゃいけないよ!!!
この本で間違えてたことに気が付きました!
いじめにあってどうしていいか分からない
生き物の世界でも、いじめはあります。もっと露骨です。
なぜなら、集団には順位があるから。ニワトリもブタも牛も、犬もぎゃんぎゃんやってます。
それは、強いものを残そうとする遺伝子の仕業なんだろうな・・・と農場で思います。
”いじめは、はるか古代からあります。
もし、撲滅できるなら、1000年前に撲滅されているはずです
大人の職場でもパワハラなどといった形で、いじめ問題が勃発して、いまだ解決できていないのに、子どもたちの間からなくすことが本当にできるでしょうか。本当にいじめをなくせるならば、1000年前にもう撲滅していると思うんですよね。”
自分が動物たちをみていて、病原体の撲滅を勉強していて、感じていたことと同じことを書いてありました。
いじめは、なくならない
その前提で、できることは
戦うか、逃げるか。
鴻上尚史 さんは、逃げていいと言っています。でも、
大人は活動場所を自分の意志で変えられますが、こどもはその場所から離れるすべがない
居心地の悪さが
どこまでのレベルになれば逃げていいか分からないよ!
我慢しなきゃ 弱いからなのかな
私は、「体に症状が出たらアウト」と思っています
体に症状が出てまで我慢することって、生き物の命にどれだけ大切ですかね
ここで、ひろゆきさんは
格闘技を習う
という回避策を提示しています。具体的で素晴らしいと思います。
これって、永世中立国スイスが、道をいつでも戦闘機の滑走路として使えるようにしているような防衛策と同じかと。
「逃げていい」そして、具体的に戦える状態を作る
悩んでいるこどもに、一度世間話のように話してみるのもいいかもしれません。
悩む子供へ声掛けのきっかけに!マンガで入るからかんたん!リビングに置いておこう!
本の後半には、夢を諦めないで!という章が続きます。
いじめでつらい時は頑張らずに逃げる!
夢は頑張って諦めない
いつ、どんな状況なら我慢する&頑張るか、
わかんなくなるよ・・・
この名言集を読んでそんな気持ちになるかもしれません
悩んでいることを
頑張ったり、我慢して得られるメリットと、デメリットを
思いつく限り書き出して、比較することで
気持ちの踏ん切りがつくとおもうよ~
子供のもやもやも、できれば聞いて書き出せたらいいですね
でも、なかなか話してくれないこともあります。
この本を、親心の飛び道具として子供の目に入るところに置いておきましょう
毎日1ページずつ開いて飾るのもいいですよ!無意識に見ますから
(大きめのクリップで左右を留めたら簡単に飾っておけます)