ワーママの子育て

歩き方が変。子どもの靴底の減り方がおかしいので中敷矯正した方法

子どもの靴をふと見ると、靴底があまりにも変な風に減っていたので驚きました。左右対称じゃなく、片方の内側だけが減っています!

日ごろ、観察していなかったことを後悔して、子供が歩いているのを後ろから観察すると・・・歩き方が変!!

そこで、歩き方を矯正する中敷をためしてみました。

靴底の減り方と原因

理想的な減り方

左右対称にかかとの外側と、親指の下のあたりがすり減っている状態

足の裏には3箇所にアーチが必要

①内側の土踏まずのアーチ これは分かりやすいですよね
②指の付け根のアーチ 中指の付け根が一番高いような山型になるアーチ
③外側の足首から小指までのアーチ 内側よりは低い山ですが、ありますね

外側が全体的に大きく減っている

O脚歩き 膝や腰に負担がかかる

外反母趾 親指が付け根から内側に曲がっている

外側のかかとの部分だけ減っている

ガニ股歩き 重心が後ろ過ぎて親指への体重移動ができていない
    膝や足首に負担がかかり、疲れやすい

偏平足 土踏まずがなく足の裏全体がべったりと地面に着いている

内側が全体的に大きく減っている

内股歩き 猫背が多く腰痛の原因になることがある

浮き指 普通に立った時つま先が浮いている
開帳足 普通に立った時、足の指が中指を頂点としたヤマのラインにならず、どの指も同じ高さでべたっと着いている

中央が減っている(土踏まずの前あたり)

前傾歩き、すり足歩き 足の裏を引きずっている 足裏の横アーチ(中指が一番地面から離れる感じのアーチ)が崩れている。

ハンマートゥ 普通に立った時、足の指が曲がったまま、横から見るとへの字になっている 靴のサイズがあっていないときにもなる

家族の靴底の減り方を観察

子供①

片方足の内側のかかと部分が磨り減っていました

全体的なものではないので、たち方と歩き方も見てみると片方の足だけ足首が内側に倒れているようでした。

内側のかかと部分が減っている

外反足 普通に立った時、足首の間接のところが内側に倒れている(足首のところでエックス脚のようになっている)

左右対称ではないので、歩き方にクセがついてしまっているようです。

子供②

子供②はよく転ぶのが気になっていました。
中央が減り、よく観ると足指がハンマートゥになっています

おそらく『大きめサイズ』の靴を履かせたのが原因と反省しました(泣)

その他

子供③④は、未就学児で体重が軽いせいか目立った靴底の減りはありません。
夫と私の靴底はかかとの外側部分にすり減りがありました。

インソール(中敷)製作

典型的な症状がしっかり分からなかったので、足の裏で大切な3つのアーチを保つインソールを作りました。

6人家族なので付属シートではぜんぜん足りません。

100円ショップから中敷を買ってきました。条件は3点。
・薄いこと
・立体的ではないこと(大きくカットしたら立体が崩れてしまうため)
・カットができること

これがベストでした

①『足育インソール』に付属していたシートでパッドのみを作ります。
アーチを保つことを目的に、4つのパットを作成。
家族分、一気に同じ形のパッドを作ったほうが楽でした

適当な透明シートにパットの形を写して、切り取る

付属のシートに隙間の無い様に並べて

カットします。コレで片足分。4番のぱっとに線が書いてあるのが大切なポイント

②子どもの靴のサイズをみて、買って来た中敷をカット

買った来た中敷のかかと部分にやや外側から斜めに線を入れ、中敷に印を付けておきます(本参照) 私は大量生産するため、線の両端につまよう枝でフィルムごと小さな穴を開けました(1人2足あったりするからフィルムに穴があいてると作業が楽)

③本人の足に中敷を当てて、パッドの位置に印をつけます

④両面テープでパットを中敷に貼り付け

使用一ヵ月後の画像ですが、こんな感じでつけます

かかとの外側に長めのパッドがつくのがポイントです

⑤靴にもともと入っている中敷を取る

⑤作った中敷を、パッドが下になるように靴に入れたら完成

中敷が外せない靴には、その上から新しい中敷を入れてしまいました。
最初は少しきつく感じていたようですが、しばらくすると気持ちよく履けているようでした。

結果 1ヵ月後

靴底の減りを確認したところ

問題のあった子供①②の靴は、二人ともこれまでのような変な減り方になっておらず、外側のかかと部分が減っていました!!成功とみなしていいと思います。

6歳の子は、私が中敷のことを忘れた頃に、「なんかねー、どんどん歩ける感じがするんだよー なんでかねー?」と言ってきてくれました(本人も中敷のことは忘れている)

整形外科的な疾患がある場合は 、この程度の小さな処置では問題のある歩き方が改善できないと思われます。

中敷のパッドにしばらくチャレンジして、それでも改善せず心配があれば整形外科を受診しましょう。

子供の頃にできた骨格は動物にとってとても大切。一生付き合うことになるからです。

自分で判断するのが心配な場合は、4つのパッドを全て貼って1週間程度、状態をみて試してみるのがおすすめです。