ワーママの子育ての悩みの1つに「子供とのコミュニケーション不足」「会話がない」があります。
日々、仕事と家事に走り回っている状態から、子供との会話の時間を捻出するのはかなりの大仕事です。
子供とのコミュニケーション不足を感じている。いつやればいいの?子供と会話するのは苦手という方へ、オススメアイデアをまとめました。
子供とのコミュニケーション不足を感じたら最初にすること
子供とのコミュニケーション不足に悩んでしまったら、何も考えずに、まずこれをしてください!!
今、子供に何が好きかを10個聞いてリストにする
自分の好きなことを人に聞いてもらえると、自己肯定感を体感できます。
人は、自分の好きなことを聞いてくれた人と、もっとコミュニケーションをとりたくなるものです。
今、なににハマってるの?って聞いてくれたら、それだけでなんだか嬉しい・・・
おままごと。新幹線。アニメ。サッカー。ドラマ。ホットケーキ。キャンプ・・・
聞いた親の方も、子供のことを知っているつもりでも、「あ、そこ、この子にとってそんなに重要だったんだ!」といつも発見があります。
私は、年に1回か2回、家族と親族、友人に聞いて、リスト化。
会話だけでなくプレゼントやお土産の参考にもしてます!
「コミュニケーション不足だ!何か会話しよう!」って「えーっと・・・あの~」って言われるよりは、「最近何にハマってんの?」って軽く言われる方が、答える方も気楽♪
しばらく会話のネタにも困らないから、コミュニケーションのハードルが一気にさがりそう・・・
まずは一度、リストを作っちゃえばいいのね!
子供とのコミュニケーションいつやる?
好きなことのリストがあっても、忙しいと気づかないうちに会話がないまま毎日がすぎてる気がする・・・
でも、ただでさえ走り回ってるのに、いつコミュニケーションしたらいいの!?
毎日のルーチン作業と同時にコミュニケーションをするシステムを組み込む
私のおすすめタイミングは・・・
① 朝ご飯の時:家族全員がそれぞれの『今日のスケジュール』を発表する
朝、そろってごはんは難しいかもしれませんが、ルーチンにしてしまえば他のストレスも一気に解決します!
例えば・・・
父:「午前は、お客さんのところへ事業説明。午後は検査とパワポで資料作り』
母:「午前は分析、午後は外に出て銀行と確定申告手続き」
子1:「今日は5時間授業 給食は木曜日だからパン 習字がある 夕方は塾」
子2:「今日は休み時間に〇〇ちゃんとバレンタインチョコの計画つくる」
子3:「保育園で生け花 デザートはバナナがいい」
子4:「私のくまちゃんがいないから、今日みつける・・・」
この発表があると、こんなコミュニケーションの機会になります
「お父さんの今日のお客さんはどんな人?検査はなにするの?『パワポ』って?」
「『かくていしんこく』ってなに?」
→子供が、親の仕事や社会・理科を勉強する機会になる
「習字道具が外に干してあったけど大丈夫?!」
「チョコ、誰にあげるの?」
「バナナ1本しかないよ!」「半分こしようね」
「あのくまちゃん、ソファーの横に落ちてたよ!」
→親が、子供の興味関心や、交友関係を知る機会になる
みんなが毎日どんなことをしているのか分かるので、コミュニケーションが取りやすくなります!
職場の朝のミーティングと同じですね♪
親がなんとなく、自分がしてることを分かってくれてるのって安心。
「誰と付き合ってるの」「何してるの?」って問いただされると言いたくないけど、毎日の会話で拾ってくれてたら嬉しいな~
私と夫の仕事内容って、説明するの難しいけど、毎日の仕事を伝えれば全体像が伝わるはず!
家族だけじゃなくて自分自身も、発表することで一日の流れが把握できて、見落としも指摘してもらえて、確かにいいタイミング~
朝ごはんのタイミングでコミュニケーションね!ちょっと早く起きるか!
② 送迎の時:保育園・習い事の送迎の移動中に『今、ハマってること、気になってること』を聞く
移動中は、目と目を合わせて会話しなくても自然です。面と向かって言えなかったことをつぶやいてもらう絶好のチャンス!
例えば・・・
車での信号待ちで後部座席から・・・
子「きょうね~〇〇ちゃん、保育園いいことなかった・・・」
母「どうしたの?」
子「Sくんが〇〇ちゃんと結婚するって言ってたのに、Mちゃん(←姉 笑)と結婚するって・・・」
母「それは・・・ざんねんだったね~」
電車での移動中に隣の席に座った子供から・・・
子「実は、こないだ嫌なこと言われた」
母「そっか・・・なにがあった?」
移動中という限られた空間と時間は、話をする以外にすることがなかったりするので、コミュニケーションの絶好のチャンス!
スマホ・ゲームは極力なしにして、会話するしかない状況を作りましょう!笑
椅子に座って、面接みたいに学校のことを聞かれるのは嫌だから何も言いたくない。
何かをしながらなら、逃げ場がある気がして気楽に話せそう・・・
家だと、親も忙しそうで、切り出すチャンスが分からないし。
話し合いの時間を捻出するのは、実生活にストレスがかかるけど、今まで既に確保している『送迎の時間』にコミュニケーションなら、毎日のルーチンだし使えるわ!
自分の親とじっくり話すのも車での移動中のほうがスムーズにいったりするし!
③ 寝かしつけの時:絵本を読んだ後に、一人一人がお互いに良かったことを褒め合う
寝る前に布団の中で、「〇〇の今日良かったことは・・・」と順番に全員分発表する 。自己肯定感が上がり、家族の絆も深まること請け合いです!
我が家では・・・
母「今日、私は・・・確定申告の書類まとめて提出したのが偉かった。子1は、宿題を注意される前に仕上げたのが偉かった。子2は、妹がこぼした味噌汁を拭いたのが偉かった。子3は、保育園で転んだのに泣かなかったのが偉かったね~。子4は、おねしょしないように頑張ったのがえらかった。」
子1「お母さんは・・・ポテトサラダおいしく作ってくれてありがとう!子2は・・・いっぱいあるな~・・・本貸してくれてありがと。子3は、引き出しのお片付けして偉かった。子4は、自転車のれてすごかった!」
自分自身の「偉かったこと」「頑張ったこと」を言うことで、一日の満足感が得られます!ワーママに本当におすすめです!!
子供が親の『褒める部分を探す』ことで、親の苦労やありがたさを感じることができるようです。
親が思ってもみない部分で感謝されたりします。
他のきょうだいを褒めるのは照れるな・・・でも、我が家の決まりならやらないとね(笑)。慣れたら楽しいし!自分も褒められたりしたら嬉しい。ケンカしても無理やり褒め合ったら相手がかわいく思えてくる ♪
毎日、積みあがらなかったり、カウントもされないような家事に忙殺されてるけど、自分をみんなの前で褒めてあげるのはやってみる価値ありそう!
誰かを褒めるのに詰まってしまったら「いっぱいあるな~」って言って考えれば笑えるしね♪
寝る前に自分も含めて認め合うことをルーチン化する!いい夢見れそう!
子供とのコミュニケーションが苦手で会話しないなら、遊びで解決!
話すこと自体が苦手なら、遊びにコミュニケーションの仲介役をしてもらいましょう!
子供と遊びを共有する
例えば・・・
私はキャンプが趣味です。平日でもスキがあれば庭の炉でカレー作ります(笑)
そこで、子供たちにはおやつにマシュマロを渡して焼かせます。子供たちにとってキャンプ・BBQ=楽しい遊びとなっているので、お互いにハッピーで、いかにキャンプをするかについて活発なコミュニケーションが生まれます。
友人はカードゲームが趣味。彼は超多忙な自営業者で、子供と過ごす時間を取るのがとても難しい状況です、でも、息子にカードゲームを仕込み(?)もう思いっきりレアカードを大人買いして、休み時間を捻出して中学生の息子とカードゲームの大会に出ています。
仕事場で隙間時間にカードゲームに没頭する親子の姿をみると、カードゲームでもよし!と思えます(笑)
子供の遊びに大人が本気で参加します。小学校でドッチボールが流行っているので、夫と私、子供とその友人でドッチボールをしました。マジでやる大人に子供たちはビビりつつも大興奮です。ボールを投げる夫の姿に『あ~、この人、小学生のときこんな子だったんだな~』と新鮮な発見もありました(笑)
大きくなった子供がハマった芸能人を親子で追っかけているという人もいます。ジャニーズでも、AKBでも、いちど一緒にやってみたらどうでしょうか?子供は親の世界を広げるために生まれてきてくれているという発想で動いてみましょう!
趣味(すきなこと)を共有できたら、コミュニケーションは親子としての関係じゃなくて、『同好の士』の関係になるからより質が高く、本音が出やすくなりますね。
大きくなってから親の趣味に付き合わせようとしても、なかなか興味を示してくれない。そんな時は、子供がハマっているモノを一度一緒にやってみると信頼関係が深まりますよ!
親が、自分がすきなものを肯定してくれたら幸せだな・・・
もともと、人と会話するの苦手だし、子供との会話なんて正直疲れる・・・
でも、自分の趣味の話ならしたい!もし、私の好きなことを一緒にやってくれたら一石三鳥!
大きくなった子供は変なことにハマってるけど、それなりに理由があってハマってるんだろうし、聞いてみようかな?
子供とのコミュニケーション不足が遊びの会話で解決するならやってみる価値あるわ!
まとめ
子供とのコミュニケーション不足で悩んでいるのはもったいない!隙間時間とルーチン化で解決しましょう!
せっかく育てているのだから、親もハッピーにしてもらって、自己肯定感も上がって、世界を広げてもらってもいいんです!
- 今、子供に何が好きかを10個聞いてリストにする
- 毎日のルーチン作業と同時にコミュニケーションをするシステムを組み込む
- 子供と遊びを共有する
この3つの方法で、子育ての恩恵を享受できるシステムを構築しましょう!!