子どものころになくならない自信を育てていたらどんなに素敵かとおもったことがあるママはたくさんいると思います。人間がチャレンジするには自信が必要です。自信ををどうやって育てるか。
子どもの自信を育てて、自分の自信も育てましょう。「自分も育ちなおせる」のが子育てのごほうびの一つですよね。
子供の実体験を増やそう
自分が必要とされているという感覚と、
「これやったことある!」という実体験を同時に増やすために・・・
仕事をさせよう!
我が家では、世間で「お手伝い」といっているところを「しごと」と言っています。「お手伝い」はどこまで行っても誰かの「お手伝い」ですが、「しごと」の責任者は子供本人です。家族の一員として「しごと」をしてもらいましょう!
人とのかかわりの中で「しごと」をして「必要とされている」という幸せな感覚はワーキングマザーならよくよく分かるはず。自分のしたことが「お手伝い」と言われたら悲しくなることありませんか?
こどもの仕事の報酬は、「ママ、本当に助かった。ありがとう」というねぎらいです。私達が家事・育児するときに旦那から言って欲しいことを言えばいいんです。かんたんですね笑
幼児からでもできる仕事
子供を一人の人間として尊重しよう
子供にプラスの暗示をかけよう
「かわいいね」「やさしいね」「かんがえたね」 「大事におもってるよ」
抱きしめて言うことで子供がより、「愛されている」という実感がわきます 。親も最初は子供のためにしていてもだんだん自分も実感がわきます。
毎日走り回って倒れそうな時、なんのために頑張っているのか分からなくなりそうな時「この子が大事だから頑張ってるんだ」と親が再確認できます。
思いがけなく子供から同じ言葉で抱きしめてもらえます。
M4ちゃんに「ママのタカラモノさん」と言っていたら「ママはM4ちゃんのタカラモノさんよ」とハグされました。・・・自分にもプラスの暗示返しがきました 。ありがたすぎて涙がでます。
正面から向き合おう
抱っこして目線を合わせる(なるべくしゃがむ)「○○ちゃんはどう思う?」と聞く。
私は、娘たちに自分の考えを友達に話すように話して、「どう思う?」と聞いています。以前、33歳の友人が「あー、これから人生どうしようかな・・・」とつぶやいた時、
3歳だった一番上のKちゃんが「なにがあってもぴょんぴょんぴょ~ん♪気にしないでぴょんぴょんぴょ~ん♪」と歌で返してびっくり!
友人は、「そうだね!気にしてもしょうがないか!」と納得していました。ちゃんと考えてストレートに応えてくれます 。
子供に惚れよう
自分の子供でも、自分とは違う才能を持っています 自分が同じ歳のとき、ここまでできてたかな?
子供に対して「この人はすごい人だなー!私にはない○○がある」と思ってみましょう。見方が変わるかもしれません。さらに直接子供に伝えてみました「ママはできなかったけど、こんなことできるんだ!すごいね!!尊敬するわ~」と。
伝えると自分も完璧であらねばならない状況から救われますし、子供の自信も育ちます。
子供が得意で、自分があまり得意ではないことは子供に任せてしまいましょう!信頼されてまかされたという自負が自信の栄養ですよね。
我が家のメインシェフは一番上のKちゃんです。料理が得意でない私は、家族から料理に注文がつくと「文句があるなら、たべなくていい!」と言っていました。そんなにすきでもないし、得意じゃないから、こういうことを言われると「なによ。こっちはやってあげてるのに」とビンカンに反応してたんですね。
Kちゃんが小1の時、彼女が料理をして、その料理を食べている下の子たちに「ママは文句言われるの嫌かもしれないけど、私にはどんどん言ってね。だってうまくなりたいから」とおっしゃっていました。笑
完全に人として負けた??なんだかわからない敗北感と尊敬の念でいっぱいになりました。Kちゃんは確実に私より人間できてます。人生何回目??
わたしも後から、「あ、料理は私の分野じゃないから卒業して、得意な人に任せよう♪」と思えるようになりました。
コミュニケーション能力を上げよう
子供の他愛のない話に共感しよう
子供が笑ったら一緒に笑う 「よかったね」「おもしろかったね」
子供が泣いたら一緒に悲しむ 「それは悲しかったね~。」
親が子供の感情をなぞるだけで子供が「リラックスできる場所がある」と感じます。
時間に追われる上に、子供の数が多い我が家では、保育園の帰りの車の中で順番に「今日、どうだった?」と聞いています。「いいことなかった」と言われたら内容を聞いて、「わたしもー!そういう日もあるよね」と返しています。
親が落ち込んだ日の帰り道、M3ちゃんに「ダイジョウブ ソウイウヒモアルヨ」とはげまされました ・・・泣けました
年上の子と遊ばせよう
同性と接することで、子供は、お手本にしたり、憧れにしたりします
異性と接することで、異性を見る目を養えます。
外界で冒険させよう!
自分が何かをすると、その反応が返ってきます。反応を受けた回数が多ければ多いほど、コミュニケーション能力が上がりますよね。
また、親以外の大人、いろいろなタイプの「斜めの関係の大人」の存在は価値観の違いを知る上でも大切です。
親が言うことは聞けなくても、近所の叔母さんや友達の親が言ったことは素直に聞けたりするものです。
本や映画からも色々なタイプの価値観に接することができます。本や映画の向こう側で自分に話しかけているのは、色々なタイプの価値観をもった作者ですから。
親がみえるか見えないかのところで冒険させよう!