ワーママの妊娠・出産・授乳

出産時いるもの。産褥さんじょくショーツとは。使い方と入院時必要枚数

産褥ショーツについてのご質問が多いので、どんなものか、何枚必要か。私の経験をお伝えします!

産褥期6-8週のうち、私が4回の出産で産褥ショーツを使ったのは・・・最大2日です。

産褥さんじょくの用語解説 – 妊娠,分娩によって起った母体の性器および全身の変化が,妊娠前の状態に復帰するまでの期間。普通6~8週間であるが,授乳した場合のほうが経過は早い。この期間の女性は褥婦と呼ばれる。 ”コトバンクより


産褥(さんじょく)ショーツとは

産褥(さんじょく)ショーツとは、こんなパンツです。

・生理用下着のように、股部分とお尻の後ろ側を防水素材の布でカバーしてある。
・股の前部分がボタンやマジックテープで開くようになっていて、産後、お母さんが寝た状態でもお産パッド(ナプキン)を看護婦さんが換えられるようになっている。

↑700円程度。3枚セットは必要ない・・・

どんな時につかうの?

産後は、悪露(おろ)という 生理が多い時のような血や、おりものがどんどん出てきます。母体側に残った妊娠のための組織の残りなので、どんどん出て子宮内がキレイになるのがいいです。後陣痛の痛みとともにどっと出たりします。

黒い血ではなく新しい赤い血が止まらない場合は主治医に相談しましょう。

出てきた悪露(おろ)を、産褥(さんじょく)ショーツにつけたお産パッド(40cm×20cmくらいの夜用ナプキンのようなもの)で吸収します。

出産して、まだお母さんがカラダを起こせない時に、 寝ている状態で看護婦さんが股の間から産褥ショーツを開いてお産パッドを交換してくれます。

産後24時間たったらだいたい起き上がれるので、立てるようになったらトイレで自分でお産パッドを換えます。

産褥ショーツを選ぶ時の注意と入院時必要枚数

↑産褥ショーツ犬印1100円 締め付けがないよう大きめサイズを!



雑誌などには 、産褥ショーツは3から5枚用意するようにと書いてあったりします。

私の経験からすると、通常なら1枚で十分です。

ほかのことにお金をつかいましょう(笑)


また、病院によっては、産褥ショーツが1枚病院側の入院パックに含まれていて、持参した産褥ショーツを一度も使わなかったこともありました。

入院パックに入っているか、出産する病院で聞いてみるといいです。


初産は、腰のふらふらがきついので起き上がれない時間が長いとしても2枚あったら十分。


一枚目は産後すぐの起き上がれない時のための前が開くショーツ
二枚目は大きいサイズの生理用パンツでいいと思います。



産後は 皮膚がビンカンになっているのか締め付け感がとても苦しいので、ゆるゆるのやわらかいものを。どうせ産褥ショーツが必要なときって、横になっているだけだし、お産パッドは巨大ですから、ゆるゆるでいいです(笑)

開くショーツは退院後は使いません 。防水機能が高くて蒸れるしごわごわだし、前開くし。


もし体調が悪くて 体が起こせないような状態が続いたら 産院で売ってたりするし、家族に頼んで追加で買ってもらうのが一番効率が良いと思います。


産褥ショーツは付き合いが短い(最短数時間)ので、ゆるゆるをさっと1枚きめてしまいましょう。

お産パッドとは。産後の使い道・・・


ちなみにお産パッドは、入院パックとして大量に病院で購入することになります。料金は出産費用にあらかじめ含まれています。

↑ お産パッド お産ぱっとは、入院直前の破水を受けるのにも使えます

退院後、使い道がないのに在庫が増えていく(笑)ので、なんとか使い道を考えて使い切りました!
・二人目以降の出産直前の破水汚れ防止用ナプキンとして。
・生理の二日目など の出血量が多い時に夜用ナプキンとして。
・すこし大きくなった子どものおねしょパッドとして。
・車につんでおき、渋滞中などの緊急おしっこ対策用品として。
←ビニールにお産パッド入れて、そこにおしっこさせるといいです(笑)